カズーの大学生活備忘録

大学生活に関することを中心に身の回りの出来事を書いていきます。

フランス大統領選挙

こんにちは。カズーです。

今日は書きたいトピックが二つほどあります。

 

まずは、少しお堅い話から。

タイトルにもあるようにフランス大統領選挙の話題からにします。

 

昨日、フランスの大統領選があったことは、皆さんご存知かと思います。

中道左派のマクロン氏と極右勢力のルペン氏の決戦投票となり、

マクロン氏が勝利したことも皆さん既にご存じかと思います。

 

マクロン氏の経歴を簡単にご紹介しておくと、

彼はもともと、投資銀行員であり、30代でロスチャイルド家の中核銀行

で副社長格に出世するなど、非常に優秀なビジネスマンだったようです。

その後、オランド政権で経済相を務めた後、今回の大統領選に出馬し、

フランスでは、史上最年少の39歳で大統領に就任することとなりました。

 

昨年のイギリスのEU離脱やトランプ氏の大統領選勝利などで

今回の選挙では、トランプ氏を彷彿とさせるような選挙運動をした

ルペン氏が大きな脚光を浴びましたが、今回は大方の予想通り

マクロン氏の勝利で幕を閉じました。

 

ルペン氏は反EUのスタンスを明確にしており、ルペン氏が大統領に

就任した場合には、イギリスに次いでフランスまでもがEUを離脱する可能性も

あり、EUが崩壊してしまうかとヒヤヒヤしましたが、

(EUにとっての)最悪のシナリオは回避されたでしょう。

 

今回のフランス大統領選によって、昨年から続いていた、

世界的な保護主義化の流れにも一定程度歯止めがかかるのではないかと

思います。

 

これからは今までにも増して、世界中で一致団結して移民問題

シリア問題などに対処することが求められると思います。

私たち日本人にも、平和主義を掲げる国家で生きる人間として、

私たちにしかできない役割を担う時が来るでしょう。

そんなときのために、これまでよりも一層国際問題などに

対するアンテナを敏感にしておかなければいけないと感じました。